トイレの観葉植物、もう迷わない!プロが選ぶ絶対枯れない3選と置き方

観葉植物

「トイレをおしゃれな観葉植物で飾りたいな」…そう思ったのに、「よくない」「虫がわく」なんて言葉を見つけて、不安になっていませんか?

その気持ち、とてもよく分かります。

こんにちは!観葉植物専門店「プランテリア」店長の緑川です。
先に結論をお伝えしますね。正しい方法さえ選べば、トイレでも観葉植物は全く問題なく、清潔に、おしゃれに楽しめます!

この記事を読めば、あなたのような植物初心者の方が抱える「衛生面」「日当たり」「風水」の3つの不安がすべて解消され、「これなら私にもできる!」と確信できる、たった3種類の植物とその飾り方が分かります。

もう遠回りはさせません。プロが選び抜いた「正解」だけ、お伝えしますね。

緑川 あかり / Midorikawa Akari

観葉植物専門店「プランテリア」店長 / グリーンコーディネーター

園芸店に勤務後、初心者でももっと気軽に植物を楽しんでほしいという思いから、インドアグリーン専門店「プランテリア」を開業。特に日陰や省スペースで楽しめる植物のスタイリングを得意とし、雑誌「&Green」では特集を3年間監修。オンラインストアの購入相談では、これまで1,000人以上の植物初心者の方が抱える悩みに、一人ひとり寄り添いながら回答してきました。「植物を枯らすのは、あなたのせいじゃない。環境に合わない子を選んだだけ」がモットーです。


第1章:まずはご安心を。「トイレに観葉植物はよくない」の本当の理由

お店にいると、「トイレに観葉植物を置きたいんですけど、本当はダメなんですよね…?」と、心配そうに声をかけてくださるお客様が本当に多いんですよ。

SNSでは素敵な写真がたくさんあるのに、いざ自分でやろうとするとネガティブな情報が目について、一歩踏み出せなくなってしまいますよね。

その漠然とした不安の正体を分解してみると、大きく分けて3つに集約されます。

🚨 トイレに観葉植物を置く「3大不安」

  1. 【衛生面の不安】: 湿気が多いから、カビや虫(コバエ)がわいたらどうしよう…
  2. 【日当たりの不安】: 窓がない暗いトイレだと、すぐに枯れてしまいそう…
  3. 【風水の不安】: 「不浄の場所」に植物を置くと、運気が下がるって聞いたけど…

いかがでしょう、思い当たるものはありましたか?
でも、大丈夫。これらの不安は、現代の園芸技術と正しい知識があれば、すべて簡単にクリアできる問題なんです。

一つずつ、不安を安心に変えていきましょう。


第2章:答えは”土を使わない”こと。たった一つの最強の解決策「ハイドロカルチャー」

トイレに観葉植物を置く上での衛生問題、つまりカビや虫の発生原因は、その99%が「土」にあります。

バクテリアや有機物を含む土が高温多湿の環境に置かれることで、トラブルが起きてしまうのです。つまり、答えはとてもシンプル。原因である土を使わなければ、衛生問題は起きようがないのです。

「ハイドロカルチャー」とは?

そこで私がすべてのお客様に自信を持っておすすめしているのが、「ハイドロカルチャー」という育て方です。

ハイドロカルチャーとは、土の代わりに「ハイドロボール」という無菌の人工石(粘土を高温で焼いて発泡させたもの)を使って植物を育てる方法です。

ハイドロカルチャーの3大メリット

  • とにかく清潔: ハイドロボールは無菌・無臭なので、カビやキノコ、コバエなどの不快な虫が発生する心配がありません。
  • 水やりが簡単: 透明なガラス容器を使えば、水がどれくらい残っているか一目でわかります。容器の底に水がなくなったら少し注ぎ足すだけなので、水のやりすぎで根腐れする失敗も防げます。
  • 見た目がおしゃれ: ガラスや陶器など、好きなデザインの容器で楽しめるため、インテリア性が非常に高いのも魅力です。

このハイドロカルチャーという選択肢は、トイレで観葉植物を育てる際の衛生問題に対する、最も効果的で根本的な解決策と言えます。

100均でも始められる!ハイドロカルチャーの始め方

「ハイドロカルチャーって難しそう…」と思うかもしれませんが、実は100円ショップ(ダイソーやセリア)でも材料が全て揃います。

  • 必要なもの: ハイドロボール(園芸コーナー)、透明な容器(キッチンコーナー)、小さな観葉植物の苗
  • 手順: 容器の底にハイドロボールを2〜3cm敷く → 植物を置く → 周りにハイドロボールを詰める → 容器の1/5程度まで水を注ぐ

たったこれだけです。初期費用も500円以内で始められますよ。

※参考:LOVEGREEN – 観葉植物の育て方


第3章:プロが厳選!暗いトイレでも絶対に失敗しない観葉植物”御三家”

「日陰に強い」と紹介されている観葉植物はたくさんありますが、注意が必要です。
リビングの隅のような「ある程度の日陰」と、窓のないトイレのような「ほぼ光の入らない日陰」とでは、環境が全く異なります。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 一般的な「日陰に強い」という言葉を鵜呑みにせず、「極端な日陰に耐えられるか」という基準で植物を選んでください。

なぜなら、多くのお客様が「ポトスなら大丈夫だと思ったのに…」と枯らしてしまった植物を持って相談に来られるからです。ポトスやアイビーも耐陰性はありますが、光が全くないと徐々に元気をなくしてしまいます。最初の一つは、これから紹介する「プロが認める本物の日陰の強者」から選ぶことが、成功への一番の近道です。

ここでは、私がこれまで何百という植物を試してきた中で、暗いトイレでも本当に元気に育ってくれることが確認できている、最強の”御三家”だけを厳選して紹介します。

1. 【耐陰性の王様】サンスベリア

空気清浄効果があることでも知られるサンスベリア(別名:トラノオ)は、極めて高い耐陰性を持つ植物の代表例です。

  • 特徴: 乾燥に非常に強く、水やりを多少忘れても全く問題ありません。縦に伸びるシャープな姿は、狭いスペースでも場所を取らず、モダンでおしゃれな印象を与えてくれます。
  • 水やり頻度: 春〜秋は月1〜2回、冬は月1回でOK。
  • 風水効果: 邪気を払う「魔除け」の効果があるとされています。

2. 【漆黒の宝石】ザミオクルカス

肉厚でツヤツヤした濃い緑の葉が美しいザミオクルカス(別名:金銭樹、ZZプラント)。

  • 特徴: サンスベリアと並ぶ、耐陰性と乾燥耐性を兼ね備えた植物です。成長がゆっくりなので、頻繁な植え替えの手間もありません。
  • 水やり頻度: 月1〜2回程度。根が太く水を溜め込むため、乾燥に強いです。
  • 風水効果: 「金運アップ」の植物として人気があります。

3. 【迷彩柄がおしゃれ】アグラオネマ

熱帯アジア原産のアグラオネマは、多湿な環境を好むため、実はお風呂場やトイレの環境に適しています。

  • 特徴: 緑と白、ピンクなどの迷彩柄のような葉模様がおしゃれで、空間を明るい印象にしてくれます。他の2種に比べると少しだけお水が好きですが、それでも管理は非常に簡単な優等生です。
  • 水やり頻度: 週1回程度(土が乾いたら)。
  • 風水効果: 「幸運を招く」植物とされています。
特徴 ① サンスベリア ② ザミオクルカス ③ アグラオネマ
見た目 スタイリッシュ、モダン シック、ツヤのある葉 明るい、葉模様が個性的
育てやすさ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆
風水効果 魔除け、厄除け 金運アップ 幸運を招く

これらの植物は、どれも小さなサイズから販売されているので、トイレの棚や窓枠(もしあれば)にもぴったり収まりますよ。


第4章:【要注意】トイレに置いてはいけないNG植物

ここまでおすすめの植物を紹介してきましたが、逆に「トイレに置くのは避けたほうがいい植物」も存在します。失敗を避けるために、知っておいてください。

  • × ポトス・アイビー: 「日陰に強い」と言われますが、窓のないトイレでは徐々に葉が黄色くなり、枯れていきます。明るい日陰(レースカーテン越しの光がある場所)なら大丈夫ですが、完全な暗闇は苦手です。
  • × 多肉植物・サボテン: 乾燥に強いですが、逆に日光が大好きなため、暗いトイレでは徒長(ひょろひょろに伸びる)してしまい、形が崩れます。
  • × シダ植物: 湿度は好きですが、光が不足すると葉が枯れ込みます。また、土を使う場合はコバエが発生しやすいです。

第5章:風水で運気アップ!トイレに植物を置くべき「方角」と「場所」

「トイレは不浄の場所だから、植物を置くと運気が下がる」という説を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、風水の本来の考え方では、むしろトイレに観葉植物を置くことは「悪い気を浄化する」ために推奨されているのです。

風水的におすすめの置き場所

  • トイレの隅(特に入り口から見て奥の角): 悪い気が溜まりやすい場所なので、ここに植物を置くことで気を浄化できます。
  • 便器の蓋の上: 水の気が強い場所なので、木の気を持つ植物を置くことでバランスが取れます。

方角別の効果

  • 東: 健康運アップ
  • 南東: 人間関係運、恋愛運アップ
  • 西: 金運アップ
  • 北: 仕事運、貯蓄運アップ

ただし、最も大切なのは「清潔に保つこと」です。枯れた葉をそのままにしたり、ホコリまみれの鉢を放置したりするのは、逆に運気を下げてしまいます。

※参考:日比谷花壇 – 風水と観葉植物


第6章:よくある質問(FAQ)

Q1. どうしても土で育てたいのですが、対策はありますか?
A. はい、可能です。
その場合は、土の表面を「無機質の化粧石」や「セラミックボール」で覆う(マルチングする)ことを強くおすすめします。コバエは土の表面に卵を産み付けるため、物理的にそれを防ぐことで、発生リスクをかなり低減できます。
Q2. フェイクグリーン(人工観葉植物)って、やっぱりダメですか?
A. いいえ、全くダメではありません!
ハイドロカルチャーでの管理すら不安な方にとって、高品質なフェイクグリーンは非常に賢い選択肢です。風水的にも「生命力はないが、木の気を持つ」とされ、空間に良い気をもたらすと言われています。最近のものは本物と見分けがつかないほど精巧なので、選択肢の一つとしてぜひ検討してみてください。
Q3. 冬場の管理で注意することはありますか?
A. 水やりの頻度を減らしてください。
冬は植物の成長が緩やかになるため、水を吸う量も減ります。サンスベリアやザミオクルカスは、冬場は月1回程度の水やりで十分です。逆に水をやりすぎると、根腐れの原因になります。

まとめ:さあ、あなただけの癒やし空間へ

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
トイレの観葉植物で失敗しないための大切なポイントを、最後にもう一度だけおさらいしますね。

【本記事のまとめ】

  1. 育て方: 虫やカビの心配がゼロになる「ハイドロカルチャー」を選ぶ
  2. 植物の種類: プロが認める「サンスベリア」「ザミオクルカス」「アグラオネマ」の御三家から選ぶ
  3. 置き場所: トイレの隅や、風水的に良い方角に置く
  4. NG植物: ポトス、多肉植物、シダ植物は避ける

たったこれだけを守るだけで、あなたの不安はすべて解消されるはずです。

もう大丈夫。あなたは、トイレにグリーンを置くための正しい知識をすべて手に入れました。
あとは、お気に入りの子を一人、お家に迎えるだけです。

きっと、毎日のトイレの時間が、殺風景な作業から、少しだけ楽しみな癒やしの時間に変わりますよ。


[参考文献リスト]

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